ふるさと納税の「ポイント制」って? メリットやデメリット、導入している自治体は?

ふるさと納税は、自治体に寄付を行ったお礼に特産品などの商品をもらうのが一般的ですが、「ポイント制」を導入している自治体があるのをご存知ですか?

寄付した自治体で使えるポイントが発行され、好きなお礼の品と交換できる制度が「ポイント制です。

有効期限が長く、年をまたぐことも可能なので、年末とりあえずふるさと納税を済ませたい駆け込みにも使えます

今回はふるさと納税の「ポイント制」について詳しくご説明します。

ふるさと納税の「ポイント制」とは

自治体に寄付をすると特産物などの返礼品ではなく、自治体が独自に設定したポイントが発行されます。

自治体から送られてくるカタログやホームページに交換できる商品一覧が載っているので、ポイントを利用して好きな食品やモノを申し込みます。

商品だけでなく、レストランの食事券や旅行券などと交換できる自治体もあり、返礼率が高くお得に交換できるケースも多いです。

ポイントが付与される最低寄附金額やポイントの有効期限は自治体によって異なります。

ポイント制のメリット

好きなタイミングでお礼の品に変えられる

食品を頼む際、消費期限が気になると思いますが、ポイント制であれば都合の良い時期に新鮮な状態で自宅に配送できます。

ポイントを積み立てられる

余ったポイントは次に繰越せます。同じ自治体に再度寄付をするとポイントを合算することができ、税控除の手続きをする際は年間で寄付した額をまとめて申請できます。

ポイント制限定のお礼の品と交換できる

通常の返礼品では得られない、魅力的な限定商品と交換できます。

イベント体験や観光地の割引券など、ユニークなお礼の品を用意している自治体もあります。

有効期限は自治体により様々ですが、ポイントを申込む度に有効期限が更新される自治体や、期限を全く設けていない自治体もあります。

「ポイント制」利用のデメリットと注意点

寄付した自治体のみでしか利用できない

途中でより魅力的なポイント制度の自治体を見つけても、一度発行してしまったポイントは申込みした自治体でしか使用できません

交換できる商品一覧を事前にチェックする、他の自治体と比較する等、しっかりと検討してから寄付する自治体を決めましょう。

有効期限がある

有効期限が切れたポイントは無効になってしまいます。

商品を吟味しているうちにいつの間にか期限が切れてしまった・・・ということがないよう、有効期限をしっかりと把握しておく必要があります。

ポイント制を利用すべき場面とは?

高額商品を狙いたい時

有効期限が1~2年あるケースが多いので、ポイントを積み立て高額なお礼の品を受け取ることができます。

例えば、年収400万の人が実質負担金2000円のみで寄付できる金額はおよそ4万円程ですが(家族構成や社会保険料控除等によって額は異なる)、2年かけて寄付を行うと8万円分のポイントを貯めることができ、より豪華な商品と交換することが可能です。

年末とりあえず「ふるさと納税」を済ませたい時

年収の見通しがつく年末になるとふるさと納税の申込みが殺到しますが、返礼品が食品だと短期間で大量に届いてしまい消費に苦労しがちです。

また、人気の返礼品は年末になると既に品切れになっている事も。

無理に返礼品を選ばずとりあえずポイントに換えておき、年が明けて落ち着いたらゆっくり商品を選ぶのがポイント制の醍醐味です。

ポイント制のおすすめ自治体

お得で使いやすいのは1万円の寄付で1万ptもらえる自治体です。

なかでもポイントの有効期限が2年以上で使いやすく、商品が魅力的なおすすめの自治体5か所をご紹介します。

栃木県栃木市・・・交換できる商品が約250種類あり、食品のほか雑貨や10万円を超える高額商品もあるので選択の幅が広いです。レジャー施設のチケットもあります。

北海道美幌町・・・北海道ならではの特産物や魚介類が充実しています。1〜2万ポイントで交換できる食品が多いので、旬の食品を少しずつ楽しみたい方に向いています。

山形県中山町・・・期間限定の生鮮食品が多いのが特徴です。東北の美味しい果物を食べたい方におすすめです。旬の時期に合わせて配送してくれます。

千葉県銚子市・・・約380点の商品から選べます。千葉県産の特産品、衣類、ホテルの宿泊券等。飽きがこないラインナップが魅力的です。

宮城県気仙沼市・・・三陸沖で採れた魚介や加工品が充実しています。東北の美味しい食品を選べると同時に、復興支援にも貢献することができます。

最後に。

税控除限度額ギリギリまで寄付をして節税したい方、寄付する自治体を絞って税控除の手続きを簡潔に済ませたい方にとって、ポイント制は大変便利な制度です。

カタログギフトを選ぶ感覚で、ご家族でゆっくりと商品を選ぶのも楽しいと思います。

自治体によってポイント制度や有効期限が異なるので、申込む前によく比較して、お得で魅力的な商品の多い自治体を選んでください!